オーガニックワインとは?「ビオワイン」や「自然派ワイン」との違いも紹介します♪
こんにちは♪
ハニーテラスです🙋♀️🍯
以前にこのブログで
「オーガニックとは」ということについて
紹介させていただきました😊
tenpomorimori0604.hatenablog.com
今回はオーガニックの商品が数多くある中、
「オーガニックワインとは」がテーマです✨
当店でワインをご購入いただく際に、
よくご質問いただくのが、
「オーガニックワインは普通のワインと何が違うの?」
「ビオワインや自然派ワインはオーガニックワインのこと?」
の2つ❗
オーガニックワインとはどんなものなのか、
ビオワインや自然派ワインの定義を簡単に紹介していきますので
ぜひワイン選びの参考にしてください😊
<目次>
1.オーガニックワインとは
2.「ビオワイン」、「自然派ワイン」とは
1.オーガニックワインとは
「オーガニック」は簡単に言うと、
・植物に化学肥料を与えない。
・農薬や除草剤といった合成化学物質を用いない。
・遺伝子操作を行わない。
ということ✨
果物や野菜の栽培だと、日本では「有機栽培」と言われてます♪
ワインに当てはめると
「有機栽培されたブドウ」を使用していること
「オーガニックの概念を守った醸造方法」で造られていること
になります🍇
(1)ブドウの栽培
オーガニックな栽培方法には
「ビオロジック農法」と「ビオディナミ農法」があります✨
・ビオロジック農法
化学肥料は使わない💆♀
代わりに動物のフンや腐葉土を栄養とします🐄🍃
除草剤や農薬も一部を除いてNG💆♀
一部というのは、効き目の弱い昔ながらの農薬なら
定められた使用量・使用時期なら使用可となっているからです✨
収穫は手摘み🤏🍇
・ビオディナミ農法
ビオロジック農法に加えて、
種まきなどに天体の動きまで反映した農法です⭐
ビオロジックよりも自然に近い農法と言えますね😄
高級ワインとして有名なロマネコンティもこの農法を採用しているそうです🍷✨
これらの農法によって育てられたブドウは有機栽培のブドウとなるわけです♪
ちなみに、化学肥料を使っていた土地から
オーガニックな栽培方法に切り替える場合
土地の水分や栄養など、
環境が整うまでに数年かかるとも言われています😲
年々上がっているオーガニックワインの注目度✨
その裏で生産者の方が多くの時間と労力を注いでいるからこそ
私たちも楽しめています💪
作られたブドウ自体も
そもそも保存が難しい果物ということをご存知でしたか?
皮が薄く破れやすいことや、
中から出てくる甘い果汁がとても甘く細菌などが増えやすいことから、
収穫後は生ですぐ食べるか、加工する必要があるんです🍇✨
その加工の一つがワイン🍷
世界で見ると、収穫したブドウの約8割がワインになっているそうです😲❤
保存が難しいので、本来ワインは年に1回造られるもの✨
ビールなど他のお酒との大きな違いですね😊
(2)オーガニックな醸造方法
醸造の時にポイントとなるのは
ブドウの皮に住む酵母✨
果汁の糖度✨
この2つの働きで発酵がアルコールのもととなっています😋
オーガニックの基準で、
人工的に味や香り、渋みなどを添加することはできません🖐
しかし、完全に自然な栽培ということではなく、例えば酵母❗
悪天候などにより、酵母が不足した場合などに、
酵母を補うことが認められています👌
発酵した後に行われるのが熟成✨
タンクや樽で熟成させることにより、
香りが豊かになっていくと言われています😊
瓶詰めしてからも熟成は進むので、
年数の経過で味が変わっていきます❗
熟成のピークはワインによって違うので、
気になる方はワインに詳しい方に聞いてみてください😉
こうしてワインが出来上がります😍
このワインの中では酵母が生きているので、
少しずつ発酵が進んでいきます❗
この発酵を抑える対応が
温度管理を徹底することと、
硫黄の煙(二酸化イオウ)を瓶詰の際に吹き込むこと👌
ちなみに二酸化イオウの使用量には国によって基準があります✨
EUの「オーガニックワイン」の基準は、
日本の基準と比べると半分以下の量になっているそうです♪
さすがワイン大国😲
ここから、オーガニックワインに関していただいた他の質問についても触れていきますね😄
・オーガニックワインは普通のワインと管理方法が違うの?
オーガニックワインは
温度によって発酵が進み味が変わってしまいます❗
普通のワインと比べて温度管理がとても大事😉
発酵を抑えるには15度前後での保存が適しています✨
生産者の方からお店までの輸送、
お店から私たちの手に渡るところだけを考えても
かなり繊細に扱われていることが想像できます😊
そう思うと、オーガニックワインは買ってすぐ飲むようにしたい😋
ゆくゆくは家庭用のワインセラーも、、、
と考えてしまいます😁
・オーガニックワインは味のばらつきがある?
お店で同じ商品を買ったら、同じ味がするのは当たり前と思っていましたが、
オーガニックワインは同じワインでも味わいが微妙に違うんです✨
初めて知った時には驚きましたが
オーガニックワインの造られるまでを知ると納得😊
年によって土地の状態や気温、天候などが違うため、ブドウの味に差が出ます🍇
また、醸造も人の手によるものなので、ここでも味の差が出てきます✨
オーガニックにこだわるからこそ、
その味の違いまでも楽しめるようになりたいものです😋
生産者の方のこだわりが味にも出てくるので、
お気に入りの生産者の方を見つけるのも面白いかもしれませんね♪
・有機JAS以外のラベルについてるマークって何?
ラベルに有機JASマーク以外にも、マークが付けられているのを見たことがある方はいるでしょうか?
「オーガニック」と表示しているのは、
オーガニック認証を受けた商品ということを知っている方は多いかもしれませんね✨
有機JASマークは日本の認証なので、
世界各国のオーガニック認証マークが存在しています😄
ワインと言えばフランスやスペインなどのEU圏😊
輸入されるものも多いので、
EUで認証されているマークについても簡単に紹介します♪
・ユーロリーフ
2012年からEUで統一したオーガニックワインとしての認証が始まりました
二酸化イオウの上限について、ワインの種類ごとに設定されるなど
複雑な醸造過程についても基準が制定されています
・ABマーク
フランスのオーガニック認証マークです
二酸化イオウの使用上限がEUの基準よりも低くなっているなど
さらに厳しい基準と言われています
・demeterマーク
オーガニック農法のところで紹介した「ビオディナミ農法」で栽培されていることを認証しています
認証マークは他にもいろいろあるので、
ワインを選ぶときに注目してみてください
認証マークについて紹介しましたが、
オーガニックワインをこだわって選びたいという方❗
オーガニックでのワイン造りにこだわっている生産者の方でも
費用の面などで認証を受けられないという場合があります♪
オーガニックワイン全てに認証マークがついているわけではない
ということを頭に入れておくと良いかもしれません😊
2.「ビオワイン」、「自然派ワイン」とは
ここまでオーガニックワインについて紹介してきました♪
ワインを探していると、
似た言葉で「ビオワイン」、「自然派ワイン」と聞くことも増えてくると思います✨
「オーガニック」との関係についても調べてみたので
簡単に紹介していきます😄
まず、日本では「ビオワイン」、「自然派ワイン」については
認証の制度がありません✨
そのため定義もあいまいな言葉なんです!
日本ではイメージとして使われていることが多いので、
言葉の由来などを調べてみました♪
「ビオ」はフランス語で「有機」を指す言葉🍃
言葉としてはオーガニックと同じ意味になります❗
「ビオワイン」となると
ビオロジック農法やビオディナミ農法、
またはその一部を取り入れた農法で造られたワインを意味することになります🍷✨
EUでは「ビオワイン」の表示についても認証の制度があるので、
ビオワインが気になる!という方は
先ほど紹介したdemeterマークなどの
認証マークを探してみると良いかもしれませんね✨
「自然派ワイン」は、フランス語の「ヴァンナチュール」を日本語にしたものですが、
ちゃんとした定義はありませんでした🤔
オーガニックやビオをよりも少し広い意味合いとして使われていることが多いようです!
フランスで農薬などを使ったブドウ栽培で畑が痩せてしまったことから
より自然な方法で栽培、醸造をしていこうと始まったのが「ヴァンナチュール」🍇
「自然派ワイン」は元から概念的な意味が強いのかもしれません😊
今回は、オーガニックワインについて簡単に紹介させていただきました♪
皆さんのワイン選びに少しでも参考になればと思います♪
オーガニックワインは値段が高いもの🤔?
というイメージを持っている方もいるかもしれませんが、
最近ではいろいろな価格帯のものが販売されています♪
オーガニックワインデビューもしやすくなっていますよ😄
当店でもオーガニックワインを取り扱っていますので、
気になる方はぜひ手にしてみてください😊
参考文献
オーガニック・ワインの本(春秋社)
参考サイト
オーガニックワイン専門店マヴィ
https://www.mavie.co.jp/
TOKYO HONEY Terrace
住所:東京都新宿区西五軒町10-2 神楽坂Kouz 1F
営業日:平日11:00〜20:00(不定休)
TEL:03-5834-7451
Twitter:@TYOHoneyTerrace
HP:www.honey-terrace.com
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